「国際社会人」の養成を目指して
学校法人キルビー学院
理事長・院長 田中隆三
Principal & Chairperson
Ryuzo Tanaka
時代は、政治経済の分野に限らず、あらゆる分野において、グローバル化の波が、目覚ましい勢いで押し寄せてきております。この流れの中において、今までにも増して、英語教育、特にオーラル英語の充実が求められております。
本学院は、明治・大正時代に慶応義塾幼稚舎の英語教員であった私の祖母、中村キルビー・メリーが、同校退任後の1920(大正9)年に創設した「コドモ英語会」を基としております。その後、港区芝公園に「芝パークセミナリ」という学校組織に発展し、戦争により一時閉校しましたが、1950(昭和25)年に現在の西新宿の地に本学院を創設いたし、新都心の発展とともに現在に至っております。
メリーの授業は、文法中心の英語ではなく、“見せる”、“聞かせる”、“発音させる”、“単語を連結して話させる”という段階を踏んだ、当時としてはオーラル教育を軸とした画期的な方法をとっており、その実績は、皆様からの「日本の英語教育の先駆者」との評価を頂いております。
現在のグローバル化の波の中において、メリーが目指したオーラル教育は、まさに今の時代が求めるところであります。
当学院は、“Heart to Heart(心の通じる)”英語を心がけながら、グローバル化社会に恥ずかしくない、教養と正当な英語力を身につけた「国際社会人」を送り出すために、皆様のお手伝いをさせて頂くことを目指しております。
多くの方に、当学院で充実した楽しい時を過ごして頂きたいと願っております。